2007-03-28 第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
○杉浦参考人 結果的には、当該機の今回の事故は防げなかったのではないかと私は思います。現実に、製造過程だということであれば、今まで出ておりますように、ボルトがなかったのではないかということ以外にも、やはり当初予定していた部品以外のものを取りつけるという可能性もあるかと思いますし、あるいは取りつけ方の問題もあったかと思います。 いずれにしましても、飛行機の整備というのはやはりメーカー主導型で進められるものでありまして
○杉浦参考人 結果的には、当該機の今回の事故は防げなかったのではないかと私は思います。現実に、製造過程だということであれば、今まで出ておりますように、ボルトがなかったのではないかということ以外にも、やはり当初予定していた部品以外のものを取りつけるという可能性もあるかと思いますし、あるいは取りつけ方の問題もあったかと思います。 いずれにしましても、飛行機の整備というのはやはりメーカー主導型で進められるものでありまして
○杉浦参考人 このトラブルというのは、やはり事前の問題では日本のエアラインも想定をしていなかったと思うんですが、性能、それから採算性、これはほかの機種に比べましてはるかに進んでいるというふうに思います。 ちなみに、日本で日本エアコミューターさんが使っておりますサーブ340という飛行機は、双発で三十六人乗り、ほぼ半分であります。それから、日本が開発しましたYS11は六十四席が最大ですので、それに比べましてもかなり
○杉浦参考人 航空アナリストの杉浦一機でございます。 私の専門分野としましては、輸送、サービス、安全性等を主にやっておりますが、利用者の立場に立った論評を心がけております。 きょうの発言内容につきましては、事故の背景、対応の問題点、今後の対応について発言をさせていただきたいと思います。 まず、事故原因ですが、まだ十分な情報がそろっているわけではございませんが、私は、製造過程におけるミスという可能性